YouTube やニコニコ動画で大人気の「ゆっくりシリーズ」だが、その「ゆっくり茶番劇」の文字列が、全く関係ない第三者が商標登録をして利用者に10万円の使用料を請求したものだから「大炎上!」したものだ。
既に、Wikipedia にも「ゆっくり茶番劇商標登録問題」が載っている(まだ問題が発生してから1週間だけど)。
私もこのシリーズは大好きで、毎日YouTubeを見ている関係で他人事ではない。事件の発生した5月15日以降、毎日トラッキングをしている(というか、YouTubeでそういう動画がリコメンドされるので見てしまうだけだが)。
そもそも、話題になっているゆっくり茶番劇とは、東方Projectなどのキャラクターなどをデフォルメし、頭だけにしたキャラクター「ゆっくり」に合成音声を当て、会話劇のようにしたコンテンツだ。YouTubeやニコニコ動画を中心に、さまざまな動画が投稿されている。
問題のやからは、「YouTuberの柚葉」 という人物で、各方面から非難轟轟、ボコボコのサンドバック状態になっている。怒りの矛先は商標登録の代理申請をした「海特許事務所」、そして商標登録を承認した「特許庁」にも向かっている。両者とも「ゆっくりシリーズ」がこれだけ世間で広まっていることの認識が全くなく(ロクに調べていない)、情報弱者であることを露呈した。これらを踏まえ、今後同様の事件が多発するのではないかと日本の特許行政への不信感が増大している事態にもなっている。
また、一部の国会議員も参議院選挙をにらみ発言が相次いでいるようだ。
いずれにしても、日本は情報弱者の集まりになってしまったようだ。特許庁は再発防止策を取る旨発言しているが、どうせお役所仕事、あまり期待はできないだろう。
結局、周りからのいろいろな圧力により、最終的に柚葉のほうが商標権を放棄することを了承したようだが、まだこの問題は完全には決着していない。(柚葉も炎上商売で荒稼ぎすればよかったのに・・・)
今後どのように決着するのか見ものである。
https://youtu.be/adyXcvyPl58
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