盆栽美術館に行ったついでに、「玄奘塔」にも行ってみた。
「玄奘塔」にはなんと、あの「玄奘三蔵法師」の遺骨が埋葬されているのだ!
もちろん全部あるわけではなく、中国から一部を譲り受けたものであり、奈良の薬師寺と台湾のお寺にここから分骨しているらしい。もともとは不明になっていた玄奘法師の遺骨を旧日本軍がたまたま見つけ、中国側から一部を分骨してもらったらしい。
場所は、東武野田線(今は、アーバンパークラインとかいうらしい)の豊春駅、または東岩槻駅から徒歩20分ちょっとだ。田舎道なので歩くのには丁度良い距離かも。
私は昼食のおにぎりを食べたりして、およそ30分ほど玄奘塔にいたのだが、参拝客は皆無だった。犬の散歩で来た人がひとり手を合わせていたが。。。寂しい。
天下の三蔵法師の遺骨が祭ってあるのに、誰も来ないとはこれいかに。全仏教徒の聖地という割には寂しくないか? まあ、私自身も最近までこんな埼玉の田舎に三蔵法師の遺骨が祭られていることなど、露も知らなかったが。逆に知っている人が珍しいのではないか?
5月5日には「玄奘祭」なるものがあるらしい。その時にはきっと賑わうのだろう。
なにはともあれ、玄奘法師が持ち帰って翻訳したという「般若心経」を唱えてきた。合掌。
玄奘塔の入り口。なんか中国っぽい。 |
なぜかマニ車がある |
これが13重の塔!ここに遺骨が・・・ |
能書きですね。ご参考まで。 |
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