いい加減、日本のハンコ文化は止めて欲しいものだ。
昨年、河野太郎大臣(当時)がシャカリキになってハンコの必要な書類撲滅をやったことは記憶に新しいが、民間、特に銀行関係などはまだまだハンコ文化でがんじがらめだ。
実は某信託銀行の証券口座からネット証券へ株の移管処理をお願いしたのだが、移管依頼書に押したハンコが違うということで、実印+印鑑証明を要求された。40年前に押したハンコなど覚えてなどいない、全く何様のつもりだろう。今ならネットでいくらでも本人確認をする手段はあるだろうに。
そこで、もっと簡単にできないか、問題は本人確認だけの話だろう、ということで問い合わせたところ(今どき電話対応しかない。これがものすごく時間がかかるのだが)、即答は得られず後日電話するとのこと(メール回答は拒否された!)。電話を待つなんて今どき全く迷惑な話だ。こちらの都合など一切関係なしのお役所仕事である。
結局、近くの支店に出頭して本人確認処理ができることとなり本日出頭。さすがに多少はましな代替案はあったようだ(当り前だが。単なる社内処理なので最悪例外承認でどうにでもなるはずだ)。
事前予約ができないのとのことで、店頭待ちである。待つこと20分、信託銀行だから客はあまりいなかったので許容範囲の待ち時間か。免許証のコピーだけで手続きはOKだった。
しかーし、敵もさるもの、本店の証券代行部に問い合わせが完了するまで待って欲しいとのことで、そこからまた約15分待つことに。結局、入店から40分くらいかかったろうか。でも無事に手続きが完了してよかった。
なんだかんだで半日仕事になってしまった。ほとほと情弱銀行には困ったものだ。(私が情報強者というわけではないが)まあ情弱の客に合わせていることもあるかとは思うが、なんだかなー。
このままだと、古いタイプの銀行はますますネット証券・ネット銀行にやられてしまうのだろうな。こんなの早く無くなればよいのに! |
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