コンドミニアムの問題について管理事務室にメールを送ったら、返ってきた答えが典型的なフィリピン人の対応で苦笑いしてしまった。
回答は「とりあえずの対応をしました!」というもの。つまり、
1.発生した問題についての原因究明
2.今後同様の問題を発生させないための予防措置
などの検討が一切されていない。その場限りのなおざりな対応で済まそうという魂胆が見え見えなのだ。これって既視感がある。そう、
私が勤めていたいたフィリピンの会社の部下たちが全く同じような報告をしていた。
そのたびに、問題の根本原因の追究と予防措置を検討するようにしつこく言っていたものだ。それなりの大学を出ているのにフィリピン人は大概こんな感じらしい(他のフィリピンの会社に勤める日本人からも聞いた)。もう、フィリピン人の気質と言っても良いだろう。原因はたぶん2つ。
1.反省の文化がない
過去のことには囚われない気前の良さなのか?というより、過去の自分の悪いところを明確にしたくない、ということだと思う。また他人のあら捜しも極端に嫌う、つまり事を荒立てたくない、なあなあで終わらせたい、という思いが強いようだ。
2.将来の予測・計画ができない(コミットしない)
将来予測・計画をすることを嫌う傾向があると思う。遊びならよいが仕事となると極端に嫌がる。それは予測が間違うことを極端に恐れるから。自分が矢面に立つことを極端に嫌う。要するにメンタルが弱いのだと思う(要は自分がかわいい)。
今回は、スイミングプールの水質が非常に悪くなって文句をいったのだが(これで何回目か?)、結局答えは、
- We conducted a shock dose yesterday sir for the pool, we are closely monitoring the water quality as of this moment.
(- 昨日、プールにショック投与を実施しました。現時点では水質を注意深く監視しています。)
ということだけだ。「ショック」というのは薬剤のこと。
どのような原因で今の酷い水質になったのか、同様のことを繰り返さないためにどのような予防措置を取るのか一切記載がない。
もう笑うしかない。身内の問題をことさら荒立てずに、今後のコミットも避けている。こんなんじゃ全然改善しないんだけどね。また同じ問題を繰り返すだろうことが見えている。でも本当に考えてないんだと思う。
もちろん、「指導」の返信メールを送付したことはいうまでもない。部下じゃないんだから勘弁してほしい。でもたぶん全く響かないと思う。それがフィリピン人だ。
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| フィリピン人に「反省」という文字はない! |