セブ(マクタン島)でもキャッシュレス支払をする人が増えてきたのは事実。確かに、あの超汚いお札に触れなくて済む、というのは大きなメリットだろう。
だが、私は現在使っていない。いつも現金・ニコニコ払い、である。
まず、キャッシュレス支払の種類は凡そ以下の3つに分類されると思う。
1.クレジットカード:外人や高給取りが利用する
2.銀行のデビッドカード:銀行口座を保有する人達が利用する
3.GCash等のプリペイド型カード支払(QRコード決済)
キャッシュレスを利用する人にとっては便利なのかもしれないが、私にとっては非常に不愉快以外のおのではない。
何故か?レジに時間がかかるのだ。現金払いの3倍くらいはゆうにかかっている。
過渡期とは言え、キャッシュレスは止めて欲しい。
例えば GCashの場合。
客は事前にアプリを立ち上げていない。レジの金額が確定してからGCashでの支払を宣言し、おもむろにアプリを立ち上げる(立ち上がらない場合もある)。そしてQRコードを読むわけだが、なかなか読めない。読んだら残額が足らない。すったもんだして、一部を現金で払うようにする。決済のプリントが2枚出される。一枚をレジで保有するため専用の袋に入れる、もう一枚を客に渡す。レジ係が購入物を袋に詰めてレジのレシートとともに客に渡す。
以上のように、客一名でおよそ3分から5分くらいかかるのだ(ほとんど素直にいかない、お約束!)。本当にうまく行くと決済処理自体は一分半くらいで終了するのだが。
次にデビッドカード(またはクレジットカード)の場合。
客はレジの金額が確定してからデビッドカードでの支払いを宣言する。財布の中から該当のデビッドカードを探し出してレジ係に渡す(事前に用意などしない)。レジ係がカード専用端末にカードを挿入し、操作する。客が暗証番号を入力する。多少の時間が経過し残高不足が発覚してレジで揉める。運よく残高が十分だった場合はレシートが2枚でてきて、レジ係は1枚を客に渡し店側のもう一枚の伝票に採番された伝票番号をレジに手入力する(10桁以上あるようだ)。店側の伝票を専用の袋に収納する。レジ係が購入物を袋に詰めてレジのレシートとともに客に渡す。
以上のように、決済処理だけでおよそ3分から5分くらいかかるのだ(ほとんど素直にいかない。お約束!)。
そのうえ、カード専用端末がよく壊れる。作動しなくなるのだ。そうすると別のレジのカード専用端末を借用してやり直すことになる。また、クレジットカードの場合「利用不可」のカードであると発覚する場合も良く見かける。
ただでさえ遅いフィリピンのレジ、キャッシュレス決済で揉め始めると絶望しかない。
これって、システムの問題もあるけど、使う人の問題も大きいと思う。
ストレスが溜まりそうなので、私は現金派だ。
フィリピンのレジは絶望しかない。諦めが肝心? |
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