リッチな人たちには関係ない話。
日本全国の鈍行列車に格安で乗り放題できるという、「青春18きっぷ」をご存知の方も多いだろう(注:何歳でも買える)。鉄道マニア(いわゆる”鉄ちゃん”)御用達の切符である。でも、この強力な「青春18きっぷ」よりすごい切符があった。
それは、「北海道&東日本パス」だ。
「青春18きっぷ」の有効期間は5日間だが、「北海道&東日本パス」は7日間有効なのだ。そのうえ、「青春18きっぷ」より安い(11,330円)。また、「青春18きっぷ」では、いわて銀河鉄道や青い森鉄道が使えないが、「北海道&東日本パス」では料金に含まれる。そのうえ、青函トンネルも、新青森―新函館北斗間が特急料金だけ払えば乗車可能なのだ。つまり、首都圏から北海道へ1人で行くには非常に使い勝手の良い切符なのである。(格安旅行者にとっての話だが)
ただ、 「青春18きっぷ」は連続していなくても良いし、5人で1日だけ乗るという使い方もできるが、「北海道&東日本パス」は一人で7日間連続で使用するという条件がある。ただ、北海道を回るということを考えれば、相応の期間が必要なので、5日よりは7日の方が使い勝手は良いと思われる。なんせ、初日はどう頑張っても青森までしか行けないし、稚内までは3日かかるので、有効日数が長い方がありがたい。
とはいうものの、鈍行列車を愉しむ遊び心のある人以外は全く使えない切符であることは確かだ。一般の人にとっては苦行以外の何物でもないだろう。
なお高くはなるが、北海道まで新幹線でいくことができ、北海道内は鈍行列車乗り放題という折衷案的な切符もあるので、移動時間を短縮したい方にはおススメかも。
いずれにしろ、 時間と体力のある人は検討してもよい切符ではないだろうか。
やっぱり電車は楽しい |
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