「日本人の1/3は日本語が読めない!」
ホリエモンが良く使っていることばだが、出典がわかった。当然ながら彼もタダの受け売りに過ぎなのだ。
出典は、「新井紀子:AI vs. 教科書が読めない子供たち(東洋経済新報社)」だ。「日本語が読めない」とは文字自体は読めるのだが、意味が理解できないということ。ちょっと見だと読めるので理解できていないとは思わない。これってかなりヤバくない?
なお、OECD が主催したPIAAC調査でもこれを裏付けるデータが発表された、らしい。
実は私も、これらのことは全て橘玲著「もっと言ってはいけない」からの受け売りにすぎない。(ま、世の中そんなもんでしょ)
普通に暮らしていると「日本語が読めない人がたくさんいる」なんてことは思ってもみないことだが、現実問題としてはかなりヤバいことになっているらしい。問題が理解できなければ問題を解くことはできないよね。
もっと凄いことは、日本は「知能レベル」で世界的に見て上位だということ。世界の中には相当まずいことになっている国が相当あるらしい。そういう国ではまともに産業をささえる人、つまり経済活動が出来る人がかなり限られるようだ。
これからの世の中は「知識社会」化が飛躍的に進み、落ちこぼれる人が後を絶たなくなるらしい(まあ、AIとかロボットにとってかわられるってことか)。格差社会もどんどん進むらしいとのこと。
我々の世代は取り敢えず逃げ切れそうだが、子供の世代が心配だな。
映画の世界に出てきそうな世の中になるの? |