最近、バスに乗ると「シニアか?」と聞かれることが多くなった。面倒なので「シニアだ!」と言うのだが、そうすると運賃が20%割引になる。ジプニー(ミニバス)でもシニア割引があるが、さすがにジプニーでシニアとは言わない(5円程度安くなるけど、恥ずかしいし、面倒だ)。
バスで毎回聞かれるのも何なので、最近は行先を伝える時に”シニアだ!”と言うことにした。つまり、毎回20%の割引を受けられるということに。
庶民(貧乏人)の乗り物でさらに割引を受けるということに多少の後ろめたさも感じるが、まあ制度としてあるものは使わせてもらおう。円安で昔みたいな余裕はないのである。
それにしても、フィリピンはまだまだ老人に優しい世界である。
バスなどのシニア割引もそうだが、有難いのは国内線の優先チェックイン、優先搭乗だ。
フィリピンでのチェックインは地獄だ。おびただしい数の搭乗者が大きな荷物を抱えて、メチャ進みの遅い列に我慢強く並ばなくてはならない。老人や子供は下手をしたら熱気で倒れてしまいそうなくらい酷い。
もし日本で老人の優先チェックインなどをしたら半分くらいそちらに並んでしまって、優先の意味が無くなるのだろうけど。
フィリピンでいつまで老人が大切にされるのだろうか?
最近は電車の優先席にも座るなぁ(大きな荷物を運ぶので) |
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