開発途上国を結構見てきたが、ズバリ「音への鈍感さ」ではかいかと思う。
先週までネパールに行ってきたが再度実感したことがある。
例えば長距離バス。
カトマンズからポカラまでツーリストバスは7~8時間かかるが(実際は12時間かかった)、 乗客はいろいろな国からの乗客で満員になる。長時間の移動なので音楽を聴く人が多いのだが、欧米系の人達はヘッドホンやイヤホンをつけて聞く。問題は中国や地元ネパール人だ。スマホのスピーカーで音楽を聴いたりTikTok動画、YouTubeショートなどを見てウルサイのだ。周りの迷惑など一切考えないようだ。
これはフィリピンなどでも同じ。バスや船の中、空港の待合室、はたまたコワーキングスペースでも音はなり放題だ。以前文句を言ったら睨まれて無視された。全く人に迷惑をかけているという認識がないのだろう。
その点タイは民度が高い。電車の中やバスの中でスピーカーで音楽を聴いている人はいない。とても静か。まあ、フードコートではたまにいるけど。
現在はどこの国に行ってもスマホは大体の人が持つ時代だ。だが、イヤホンやヘッドホンまで手が(頭も?)回らないのだろう。ここで民度、国としての余裕度の違いが明らかになるのだと思う。
人混み中でスマホのスピーカーで音楽を聴いたり、TikTok の映像を音付きで見たりするのはその国の民度、成熟度を表しているように思うのだが、どうだろう。
なお、フィリピンやネパールなどを貶しているわけではない。どこの国も同じような発展の仕方をするように思う。たまたま現在がそういう状態であるということではないか。
また、国民性の違いということもあるので、一概にいい悪いは言えないと思う。
イヤホンで聞いてくれれば問題無いのだが。。。 |
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