2023年10月7日土曜日

有名な、メークローン市場に行ってみた!

 暇だったので、バンコク郊外の市場として有名なメークローン鉄道市場に行くことにした。

 この市場は別名タラート・ロム・フッブ=傘をたたむ市場(ตลาดร่มหุบ)という。その名の通り、線路脇で商売をする人たちは、メークローンとバーンレーム間を往来する列車が行き交う時(1日4往復)に、店のテントやパラソルをたたんで列車を除け、列車が通り過ぎると再びテントやパラソルを広げて商売を再開するらしい。

 この市場に行くためには、タイ国鉄ウォンウェンヤイ駅からまず鈍行列車で1時間、渡し船で川を渡り、対岸からまた鈍行列車で1時間かかる。結構手間がかかるし、もちろん鈍行列車にはエアコンなんてない。窓は全開でのんびり走る。

 列車は途中までガラガラなのだが、終点のメークローン駅の手前2、3駅くらいからなぜか西洋人の団体がたくさん乗車してきて列車はほぼ満席に。なーんいもない無人駅から何で西洋人が一杯乗ってくるのか不思議だったが、何のことは無い、「メークローン市場見学ツアーご一行様」だった。
 折角なのでタイの鈍行列車にちょっとだけ乗車体験するものらしい。

 さたさて、鈍行列車で終点のメークローン駅に到着するときは異様な雰囲気だった。

 列車の到着を待つ観光客が多すぎ!

 おびただしい観光客が列車に向かって何故が手を振る。反射的に乗客も手を振ってしまう。もちろん皆ビデオ撮影をしている。SNS や YouTube にアップするのだろう。

 なんだか、高い所から手を振っている我々は優勝パレードをしているような感覚に陥る。けっこう気分は良い!

 列車は終点のメークローン駅で20分停車した後、折り返しで出発。次の電車にしようかと思ったが、2時間半あとなので速攻で帰ることにした。1日4往復しかないので電車で来るのは確かに面倒だ。

 電車の乗客はガラガラなのに、車で来るツアー客がメチャクチャいるのに納得した。 

 暇人でないと電車では来れないよな、やっぱり。

 

 

商品が線路ギリギリ。庇は畳んでる。

渡し船で対岸まで・・・

レトロ感が満載のウォンウェンヤイ駅

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