フランスで南京虫(トコジラミ)が大量発生して政府が対策に乗り出した、というニュースが眼に飛び込んできた。最近は日本でも南京虫の被害が増えてきたらしい。インバウンドのせい?
このニュースを夜中に読んだら寝付けなくなった。強烈なトラウマがフラッシュバックしてきたのだ(相当なトラウマなのだろう)。今後タイ国内のいろいろな場所に行く予定なのだが、とても心配になってきた。
南京虫には今まで4回被害に遭っている。
1回目:ニューヨーク・マンハッタンの安宿(20年前で一泊60ドル)
→ 被害は少なかった(数箇所のみ)。最初何で腫れたのか分からなかった。
2回目:ダッカのバックパッカー向け安宿。1泊350円(バングラデシュ)
→被害甚大!約200箇所食われて死ぬかと思った。完治までに一ヶ月以上かかった。
3回目:ダッカの中級ホテル。1泊2,000円
→被害は少なかった(数箇所のみ)。やばい雰囲気を感じて肌の露出を最小限にした。
被害にあったのは露出していた手の数箇所のみ。
4回目:コロンボのYWCA(スリランカ)
→中程度の被害(4-50箇所)。まさかYWCAに南京虫がいるとは思わず大失敗。
南京虫にたくさん食われると発狂しそうなくらい強烈な痒みに襲われる。とくに手足の柔らかい部分をこれでもかというくらい食われる。これは被害にあった者でないと想像できないと思う。
私は今までの経験から南京虫がいそうな雰囲気というのが分かるので、そのような場合は暑くてもウィンドブレーカー、ズボン、靴下(ズボンの裾を入れる)、あれば手袋をする。ウィンドブレーカーのフードを被って紐で縛れば完璧だ。
要するに、肌を露出させなければ大丈夫なようだ。顔が露出していてもウィンドブレーカーがつるつるなので敵は登ってこれないからOK。
私の独断と偏見ではあるが、危険な部屋の特徴はズバリ、
風通しの悪い部屋だ!(空気が淀んでいる感じがする部屋)
建物の外側に大きな窓を持つ明るい部屋で被害にあったことは一度もない。はめ殺しの窓とか、中廊下側にしか窓がない部屋とか、小さな窓で風通しが悪い、などの部屋で南京虫にやられている。あとなんとなく感じる臭い、かな。飛び込みで部屋を選ぶ場合この感覚を大事にしている。
まあ、最近では「まさかこんなホテルで!」ということもあるらしいので、何とも言えないかも。
嫌な世の中になってきたものだ。
これが南京虫、らしい。 |
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